さまざまな魅力あふれる丹後町間人。
伊根の舟屋、白亜の「経ケ岬灯台」、屏風岩、立石をはじめ、多くの名勝や史跡や文化財の宝庫のような町です。
舟屋とは、1階が船のガレージ、2階が住居になっている珍しい建物で、海の上に浮かんでいるように見えます。
湾に沿って、230軒余りの舟屋が建ち並んでいる伊根地区は、平成17年7月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
白亜の灯台とエメラルドグリーンの海が美しく、京都百景にも選ばれています。
海抜約140メートルの位置にある経ヶ岬灯台は、日本では6箇所しか使われていない第1級フレネルレンズと呼ばれるフランス製のレンズを使用した、第1等灯台です。
「後ヶ浜海岸(のちがはまかいがん)」にある、大きな一枚立岩。
周囲は1km、高さは20mもあり、日本では珍しい巨大な自然岩です。
「この地にいた鬼を麻呂子親王(聖徳太子の弟)」が退治し、立岩の中に封じ込めた」という伝説が残っており、今でも海が荒れた夜には、鬼の鳴き声が聞こえてくるとも言われております。
波の浸食により孤立した巨大な屏風のようにそびえる奇岩。高さ13mもの奇岩が夕陽に照らされる様は圧巻です。